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☆馬券道場☆【サラブレット三大始祖!!】

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三大始祖

◆三大始祖(さんだいしそ)とは現在のサラブレッドの直系父系祖先を可能な限り遡った場合に辿り着くダーレーアラビアン (Darley Arabian 1703)バイアリーターク (Byerley Turk 1679)ゴドルフィンアラビアン (Godolphin Arabian 1724) の3頭の種牡馬のことです。

概要

◆現存のサラブレッドの血統を父の父そのまた父というふうに遡っていくと、必ず3頭の種牡馬に辿り着きます。このため、この3頭を三代始祖と称します。 三代始祖が生存していた時代には、「サラブレッド」の概念は成立していなかったのですが、後世に「サラブレッド」として品種が確立されたウマの父系先祖をたどった場合に、個体の記録が公式に残っているものとして行きつく最古のウマ、ということです。 サラブレッドは複数の品種を用いた品種改良の結果誕生した品種ですので、三大始祖は品種改良に用いられた多数の馬のうちの3頭に過ぎず、したがって三大始祖それぞれはサラブレッド品種ではない点にも注意を要します。 例外もありますが原則的に両親ともサラブレッドでなければその仔もサラブレッドとして登録できないため、今後も三大始祖以外を父系祖先とするサラブレッドは生まれて来ることがありません。

三大始祖と三大基礎種牡馬

◆日本では上記それぞれの父系子孫で、これらの父系を発展させた3頭を三代始祖と称する場合もあります。
ダーレーアラビアン - エクリプス (Eclipse 1764)
バイアリーターク - ヘロド (Herod 1758)
ゴドルフィンアラビアン - マッチェム (Matchem 1748)
サラブレッドの場合、エクリプスを介さないダーレーアラビアンの父系子孫は現存していません。ほかの系統も同様です。したがって、現存のサラブレッドについては、ダーレーアラビアンの父系子孫はすべてエクリプスの父系子孫となります。 このため、現存のサラブレッドを分類する場合、エクリプス系、ヘロド系、マッチェム系と3つに大別する場合もあり、注意を要します。混同を避けるため前者を三大始祖、後者を三大基礎種牡馬として区別する場合もありますが、英語圏で三大基礎種牡馬 (three foundation stallions) と言った場合、ダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリータークの3頭を指します。ほかに三大根幹種牡馬などとも言いいます。