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☆馬券道場☆【3ハロンの重要性!!】

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上がり3ハロンのタイムは豪脚の証明

◆「上がり34秒のキレ味・上がり33秒の豪脚」、これはおもに差し・追い込み馬を称賛するのにつかわれる定型句で、逃げ・先行タイプに使われることはないですね。
逃げ・先行馬には「テンの3ハロン33秒台のダッシュ力」という言い方で、いかに速く、スピードにすぐれているかを形容します。
競馬は、みなさんご存知のように、どんな形であれ、いちばん先にゴールを通過すれば勝ちですね。先頭を切って、いちばん早い上がりタイムを使えば、絶対に負けないですが、実際は、そのような形で勝つケースはそう多くはないです。
レースえ最も速い上がり3ハロンの脚を使っても、あまりにも後方に位置しすぎて、せっかくの豪脚も空回りにおわってしまうケースも多いです。

不利なレース展開での記録を見逃すな

◆レースを検討するうえで、その馬がどの位置にいて、どれだけの上がり3ハロンの脚を使ったのかは、次走以降のレース検討においてきわめて重要です。つまり、上がり3ハロンのタイムと位置取りは、重要な相対関係があります。
スローペースに陥り、上がり3ハロンで速い脚を使いながら届かなかった馬は、次走以降で平均、もしくはハイペースに流れさえすれば、差して届くという予想がなりたちますね。
また、厳しいペースにもかかわらず大きくバテずにがんば通した逃げ・先行馬は、前半のペースしだいでは、スイスイと逃げ切ることも十分可能です。

ペースの適・不適を考え、クローズアップする

◆先行有利な流れで、差し馬はどれだけの上がりを記録したのか、テンの速い流れで、逃げ馬はどの程度のラップをきざんだのか。このことをチェックしましょう。不利な条件で大きく負けなかった馬は、価値のある走りを見せたことの証明になります。そのような馬を見つけ出せればしめたものです。次走以降、好結果が期待できるからです。                          

☆POINT☆

◆成績欄には、レースでのその馬の位置取りが数字で書かれていますが、コース取りまではわからないですね。今はレースのVTRが簡単に見れますので必ずレースを見て、メモをしておきましょう。