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☆馬券道場☆(今週の重賞予想)

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歴史

本競走は、イギリスのセントレジャーに範をとり創設されたクラシックレースのひとつで、最もスタミナのある優秀な繁殖馬の選定のためのチャンピオンレースである。このため、出走資格は3歳牡馬と牝馬に限られ、せん馬(去勢馬)は出走できない。
また、菊花賞はクラシック三冠(皐月賞・東京優駿・菊花賞)の最終関門であり、皐月賞は“最も速い馬”が、ダービーは“最も幸運に恵まれた馬”が、菊花賞は“最も強い馬”が勝つと言われている。これまでに、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクトそしてオルフェーヴルの7頭が三冠馬に輝いている。
本競走は、1938年に『京都農林省賞典四歳呼馬』として創設され、1948年より現在の名称『菊花賞』になったが、京都競馬場スタンド改修工事により阪神競馬場で施行された1979年を除き、距離3000mと京都競馬場での開催は第1回から変わることなく、今日まで連綿と受け継がれている。この京都競馬場の芝・外回りコースを舞台に、スピードとスタミナを兼ね備え、2度の坂越えと3000mの長丁場を克服した馬だけに、菊花賞馬の栄誉が与えられる。
出走資格は、1995年から中央競馬指定交流競走として地方馬が出走可能となり、春のクラシックやトライアルレースなどの指定された競走で所定の成績を収めた馬に限り出走資格が与えられている。現在は、「春のクラシック競走の優勝馬と菊花賞トライアルの3着以内馬」に優先出走権が与えられているほか、「春のクラシック競走およびNHKマイルCの2着以内馬」にも出走資格が与えられている。また、2001年からは混合競走として外国産馬にも門戸が開放され、指定のレースで所定の成績を収めた馬に限り出走資格が与えられている。外国産馬の出走枠は、当初の2頭から7頭まで拡大された。また、2010年から国際競走に指定され、外国馬は9頭まで出走可能となった。これに伴い、外国産馬の出走枠は、外国馬と合わせて9頭以内に変更された。

能力順位

1位 ゴールドシップ
2位 ロードアクレイム
3位 マウントシャスタ
4位 スカイディグニティ
5位 エタンダール

☆JRA-VANで提供されるデータマイニングを参考にし、過去の実績やスピード指数などを 付け足して、出走馬の能力順位としています。
※能力順位ですので、コース相性・騎手能力・調教タイムなどを考慮いたしておりません。 単純に馬能力の順位となります。

過去傾向

①狙いは6-10番人気の馬
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【3.1.2.4】。3勝をあげているが、複勝率では60%と微妙な数字。2番人気馬は【0.2.0.8】、3番人気馬は【0.0.4.6】。ともに未勝利で上位人気馬の不振が目立つ。1-5番人気馬の成績は【5.5.6.34】で勝率10%、連対率20%、複勝率32%。対して6-10番人気馬は【5.3.3.39】で勝率10%、連対率16%、複勝率22%。勝率は全くの互角、連対率も大差ない数字となっている。過去10年の単勝平均配当は2030円。伏兵の一発があるレースだ。
②勝利馬の8割が前走3着以内
前走の着順別成績をまとめると、勝利馬10頭中8頭が、前走で「3着以内」に入っていた。前走「4着以下」で勝利したのは2002年のヒシミラクル(前走:神戸新聞杯6着)、2003年のザッツザプレンティ(前走:神戸新聞杯5着)の2頭のみ。2004年以降の過去8年間では、勝利馬はすべて前走で「3着以内」に入っており、その傾向は強まりつつあるのかもしれない。
③最終5コーナーで5番手以内が優秀
4コーナーの位置別成績では、3着内率で15%に満たない「6~9番手」・「10番手以下」組に対して、「先頭」・「2~5番手」組では30%を超える数値を挙げていた。「10番手以下」組は6頭の2着馬を送り出しているものの、勝利には届いていない。その一方で、前走の4コーナーの位置別成績では「10番手以下」組が連対率、3着内率でトップの数値となっていた。前走の4コ―ナーの位置取りも、大いに注目したい。

管理人予想

1枠 1番 ゴールドシップ 1着
7枠 15番 ユウキソルジャー 3着
8枠 17番 タガノビックバン 14着
8枠 16番 スカイティグニティ 2着
3枠 6番 ロードアクレイム 6着
5枠 10番 マウントシャスタ 9着

①能力順位が上位
②好走データがある
③コース相性・調教タイム・騎手能力
これらを中心に総合的に評価して◎○△▲☆★の6頭をピックアップしています。

馬券買い目

馬連 ◎ ⇒ 〇,△,▲,☆,★ 的中
三連複 ◎ ⇒ 〇,△,▲,☆,★ 的中
三連単 ◎(1着固定) ⇒ 〇,△,▲,☆,★(2着・3着) 的中