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☆馬券道場☆【馬なりの調教しかできない馬は軸馬にするな!!】

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ふだんの鍛錬が強い馬をつくる

◆調教でビシビシ終える馬は、例外なく強くなれますし、出世するものです。
馬の素質を十分に引き出すのは、一にも二にもふだんの鍛錬、ケイコであるわけです。
「氏より育ち」という格言は、サラブレッドの世界でも重みのある言葉といってもいいでしょう。
強い馬は、持って生まれた素質だけでは、けっして出来上がらないのです。
「馬なり」の調教しかできないケースでも、素質だけである程度の成績を収める馬はいます。
潜在スピードや能力自体が違えば、勝ってしまうのが競馬ですが、条件が厳しくなれば、そうはいかず、化けの皮がはがされてしまいます。

弱点を隠す「馬なり」の調教

◆馬なりでしか調教をやれない馬は、ヶ習うどこかに弱点を隠し持っています。
調教を目一杯やってしまうと、肝心のレースで疲れが残る危険性があったり、脚部の弱さから一杯に追えない場合もあるでしょう。
調教でパンクでもしたら、取り返しがつかないことになるので、結果として加減した攻め馬になるのです。
ケイコに手加減を加えざる得ないのです。
実際のレースでは、最後の直線の工房など、勝負どころで極限までの力を要求されます。
ふだん馬なりの調教しかできないような馬は、そういうときにそのツケがくるのです。    

肝心のときに勝負弱さが露見する

◆ソロっとしかケイコをやれない馬は、勝負どころで弱点が表れやすいです。
真の強さや、競り合いを制す根性が無いのです。
レベルが上がるほど、厳しいレースが待っています。
素質があっても成績がよくても、馬なりでしか調教をやれな馬は、たとえ調教タイムや動きがよく見えても、過信しないほうが賢明、つまり軸馬にしないことです。    

レースが行われる前の週に一杯に追う方法もある

◆中央競馬は、年始を除き、毎週土日に開催されます。
最終追い切りは、土曜日に出走する馬は木曜日に行われるのが一般的ですが、なかには、前の週に一杯に追い、直前は軽めの馬なりで済ませる馬がいます。
直前に強い調教を行って体が減りやすい牝馬は、このような方法で調教されます。