ライン

☆馬券道場☆【用語集!!】

ライン

に行

逃げ馬(にげうま)

スタートダッシュが良く、逃げて勝負をする馬。逃げて勝つことを“逃げ切り”といい、逃げて渋太く踏ん張ることを“逃げ粘る”という。周囲を気にする馬がハナを切ると力を出せるようになることはよくあり、前走で揉まれてサッパリで人気を落とした馬が、ハナを切って一変することがある。

二走ボケ

休み明け(故障や休養などでレースを遠ざかっている馬がレースに出ること)で好走した馬が、次のレースで凡走すること。久々のレースを叩いたことで良化してくるはずなのに成績が上がらないことをいい、気のいい馬などは緒戦から目一杯走ってしまい、目に見えない疲労が残っていたりするためと思われる。使った後の攻め馬もいいし、気合も乗っていたのにということが多く、その敗因がハッキリしないことから“二走ボケ”の言葉が生まれた。

二人曳き

下見所(パドック)で馬を曳く時、一人で曳いていることが多いが、二人で曳いている馬のことをいう。気性の激しい馬やイレ込みのキツい馬など馬が暴れたりしないように左右について二人で曳く。また気合の乗っている時なども用心のため二人で曳くこともあり、二人曳きは気性の荒い馬とは決めつけられない。

二の脚(にのあし)

一旦、一杯になった脚勢から追われているうちにもう一度伸び脚を見せることがある。これを「二の脚を使う」という。またスタート直後にが追われて一気に行くことも「二の脚が速い」とか「二の脚を使って」という言葉で表される。

入着馬(にゅうちゃくば)

本賞金といわれている5着までの賞金を獲得する馬のこと。しかし、成績の上では1~3着までを入着と見なし、4着以下は着外という扱いをしていることが多い。本誌成績欄も4着以下は着外としている。

ニューポリトラック馬場

電線被覆材、ポリエステル不織布、ポリウレタン繊維、硅砂、ワックス等を混合してあり、排水性に優れ、降雨による馬場の悪化や走行時のキックバックが少ない。またクッション性にも優れ、グリップ力もあるために滑りにくい、均一性の高い安定した馬場である。凍結抵抗性が高いので、冬季は不凍剤散布の必要がなく、粘着性も強く、散水作業も不要。乾燥時でも埃が少ないというメリットもある。「オールウェザー」、「全天候馬場」とも呼ばれている。

庭先取り引き(にわさきとりひき)

馬の取り引きは“セリ取り引き”と“庭先取り引き”に大別されるが、セリ取り引きは公開のセリ市場で売買されるため、購買価格が第三者にもはっきり分かるようになっている。対する庭先取り引きは、個人的交渉で価格を決めて取り引きするため、第三者にはその内容が分からないことが多い。