ライン

☆馬券道場☆【用語集!!】

ライン

ぬ行

主取り(ぬしとり)

セリ取り引きにおいて出場した馬に買い手がつかなかったり、また価格が生産者(売り主)の希望に満たないとき、生産者が値段をつけて引き取っていくことをいう。

ね行

年度代表馬(ねんどだいひょうば)

その年度に活躍した馬で、報道関係者の投票をもとに決定される。得票数が3分の1に達する馬がいない場合、最多得票馬についてのみ選考委員会が審議して決定される。日本中央競馬会の主催により、各部門(2歳牡馬、2歳牝馬、3歳牡馬、3歳牝馬、4歳以上牡馬、4歳以上牝馬、短距離馬、ダートホース、障害馬)の最優秀馬の中から選ばれる。

の行

能力検定(のうりょくけんてい)

中央競馬では行われていないが、地方競馬ではデビュー前や一定の期間競走を離れていた馬、他地区からの転入馬などに対し、能力検定(試験)が行われている。決められた距離をゲートから走らせ決められたタイム内で走破できない馬はレースには出られない。

ノド鳴り

 喘鳴症(ぜんめいしょう)の項参照。

乗り運動(のりうんどう)

馬のトレーニングには追い運動といわれる調教(馬場や坂路などで走らせる)、乗り運動、曳き運動などに分けられる。乗り運動は調教の前や午後に全休日(月曜)を除く毎日、健康な馬なら行っている。筋肉をほぐすことで調教への予備運動になるし、また歩様をチェックすることで馬の健康状態なども分かることが多く大事な運動である。乗り運動は1回30分~1時間ぐらいトレセン内の馬道や角馬場などで行われている。

乗り込む(のりこむ)

「中間順調に乗り込んで……」などと使われるように調教を十分に積むことをいう。丹念に調教課程をこなし(急仕上げにならないように)、仕上げていくことを指す場合が多く、休み明けや初出走の馬の状態を判断するとき、乗り込んでいるかどうかがポイントとなる。また“長目を乗り込む”という言葉もあるが、これは調教においてキャンターを長目に踏む(距離を長く乗る)ことをいい、実戦に行って息が保つように鍛えることである。

乗り役(のりやく)

「作戦は乗り役さんに任せます」などと使われるように騎手のこと。“やね”ともいう。騎手が替わることを一般に“乗り替わり”というが、“手替わり”“やねが替わる”ともいう。またその馬に初めて騎乗することを“テン乗り”といっている。