◆スタートは正面スタンド前から。スタートしてからゴール板を1度通過し、そこからグルりとコースを1周する。
最初の1コーナーまでの距離は十分にあるので、枠順の有利・不利はほとんどない。全馬が力をフルに発揮できるコース形態になっている。
長距離戦の部類に入る距離なので前半のペースはあまり速くならないのが普通だが、クラスやレースによってかなり異なる。例えば、同じGⅠ競走でも、日本ダービーやジャパンカップは、スタートから緩みないペースで進み、それがゴールまで続く。厳しい流れに乗りつつ、なおかつ速い上がりが要求される。逆にオークスや条件クラスでは、前半から厳しくなるケースは少ない。しかし、共通して言えるのは、結局は最後の直線での追い比べがポイントであること。
逃げ・先行で押し切るためには、相当な力が必要だが、スタミナ豊富な先行馬は注意。勝てないまでも2、3着に残りやすい。
有利な枠順 | フラット |
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有利な脚質 | 先行~差し |
ポイント | 直線の追い比べ、スタミナ |
連対騎手ベスト | ペリエ、武豊、藤田伸二、蛯名正義、内田博幸 |